くさがみのたくらみ

継続は信頼ナリ(by コロ助)

adidas SL20 レビュー

さがみの「さ」は、逆上がりの「さ」❗️

(挨拶を模索中)

 

adidasのランニングシューズ。

SL20を買いました〜!

(*'ω'ノノ゙☆パチパチ

 

噂のPROシリーズは高くて買えないし、BOSTON 8もJAPAN 4も、まだまだ現役だし、匠戦(スカイブルー)に至っては出番ないし…と、こう書くとSL20を消去法で選んだみたいですが、とんでもない。

店頭で出会った(足を通した)時から、欲しい!いつか必ず買う!と決めていたシューズです。

買わない理由が値段なら買っとけ。

ネット上で有名なこの台詞。

その「値段」で迷っていたのですが、もうね、あり得ないレベルで暴落してたので脊髄反射でレジへ向かいました。

ちなみに9,800円→4,500円です。

ね?あり得ないでしょ?(笑)

 

ふと気が付きました。

自宅にあるadidasのシューズ。

BOSTON、JAPAN、現役を引退した匠練、そして匠戦。

そして今回のSL20。

adidasシューズが一通り買ってますね!ビックリ!(笑)

 

はい!

これがSL20です!

(*'ω'ノノ゙☆パチパチ

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天下のadidasのシューズですが、知ってる人いますか?(笑)

 

私も、2年ぐらい前から名前だけは知ってましたが、実際に店頭で見たのは去年末です。

正直、知名度ほぼゼロだと思います。

その知名度の無さで値段が暴落して、こうして購入に至ったので…複雑な気持ちです。

 

初めて店頭で出会ってから2年。

先日、実際に履いて走りました。

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胃痙攣に苦しめられた2/14(日)の20km走です。

前半とラスト、2回の胃痙攣さえなければ、この日もキロ4平均でハーフを走破していたと思います。

胃痙攣さえなければ…(歯軋り)

 

SL20の特徴を一言で表すと。

BOOSTフォームを使っていない。

adidasの代名詞「BOOSTフォーム」が一切使われていません。

その代わりに使われてるのが「ライトストライク」

「BOOSTフォーム」と比べると、ネーミング的には微妙だな、だから知名度も上がらないのかな、と思った次第です。

 

だからこそ。

実際に履いた人間として。

声を大にして言います。

ライトストライク、侮り難し。

 

adidas史上最強の万能シューズ

【 adizero JAPAN( 4 ) 】

と比較してみました。

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ちなみに、

  • JAPANが26.5
  • SL20が26.0

本当です(笑)

 

SL20の特徴その1。

抜群の安定感。

(ソールの比較画像を見て)

あ。安定感の秘密が今、わかりました(笑)

こんなに横幅が広いなんて知らなかった…。

 

特徴その2。

クッション性能が良い。

難しく言うと、接地時に衝撃を受け止める性能が高いです。

簡単に言うと、ふわふわです(笑)

これがBOOSTフォームに優るとも劣らない「ライトストライク」の真骨頂なのだと思います。

実は、密かに【二代目SL20(名前そのまま)】が出ているのですが、そのクッション性能がエグいのなんのって。

まんまHOKAです。いやマジで(笑)

ついにadidasも、こんなシューズ(厚底ふわふわ)を出したか…ずっとadidasを履いているランナーなら、きっとビックリしてくれるでしょう。

 

特徴その3。

厚底なのに軽い。

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JAPANとこんなに違います。

これは厚底と言っていいですよね?

公式サイトで仕様(重さ)を確認しました。

  • 27.0cmで230g

比較してみましょう。

  • JAPAN5→224g
  • BOSTON9→239g

数値的には大差ないですが、持った感覚だと明らかにBOSTONより軽いです。

感覚だと、かなりJAPANに近いです。

その軽さ故に、ピッチも上がるし、ストライドも伸びるので、スピードが出ます。

先日の20km走のラストをキロ3'46まで上げられました。

 

幅広ソール+高いクッション性能で、一歩一歩が安定してjogが楽しいです。

さらに軽いからスピードも出せる。

jogでもハイペースでもOKな、いわば万能型シューズと言えるでしょう。

 

…ん?

 

ここまで書いて、ふと気付きました。

もう一度ソールの写真を見ましょう。

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ああ、やっぱり。

ソールの形状がJAPANと同じです。

なるほど、モヤモヤ感が晴れました。

万能感の正体は、おそらくこれでしょう。

 

SL20の特徴をまとめます。

特徴その4(主観)

JAPANのBOOSTフォームを、全てライトストライクに替えるとSL20になる。

新素材ライトストライクを前面に押し出した、次世代の万能型シューズ。

言わばJAPANの後継シューズ。

それぐらい高いポテンシャルを秘めている。

それが私の総評です。

 

先日、久しぶりにJAPANを履きました。

やはり最強の万能シューズの名はJAPANにこそ相応しいです。

履き続ければ評価も修正されるとは思いますが、現時点では、やはりレースではJAPANを選ぶでしょう。

その代わりトレーニングでは、自然とSL20に手が伸びるぐらい走ってて楽しいです。

 

手持ちのadidasシューズの位置付けとしては、

レース←        →トレーニン

JAPAN > SL20 > BOSTON

でしょうか。

 

JAPANよりクッションがあって、BOSTONより軽いシューズが欲しい。

そんな方は、ぜひ店頭で試して下さい。

胸を張ってSL20をお勧めします。

ただし扱ってる店は少ないので、店頭で見つけるのは至難の業ですが(笑)

 

 

おまけ。

シューズ選びのコツ。

 

初めてSL20を見た時、

…ライトストライクってなんだよ。

…BOOSTを使わないadidasなんてadidasじゃない。

見た目も普通のミッドソールなので、どうしても否定的な印象を抱いてしまいました。

 

それが一変したのは、足を入れた時です。

シューズ選びの際、経験的にわかっていることが一つあります。

それは、

本当に自分の足に合う靴は、

足を入れた瞬間にわかる。

アッパーの素材とか、使われているミッドソールとか、ドロップ差とか、そんな諸々よりも。

この「足入れの瞬間」の感覚を、シューズ選びで大切にしています。

初めてレースでフルを走った相棒BOSTONも。

未来永劫履き続けると誓ったキンバラも。

どちらも足を入れた瞬間に購入を決めました。

それこそ足を一歩踏み出す前に。

BOSTONやキンバラで受けた衝撃には及ばないにしても、SL20の足入れの第一印象は文句なし合格です。

良いシューズに巡り会えたことに感謝して、これからも大切に履こうと思います。

 

目標。

SL20でサブ3❗️(`🔥ω🔥´)┘ウォォォ

 

それでは。

Have A Happy Running. 

(最後の挨拶を模索中)