【 Day 29 】走。サブ3.5達成👍(非公式)
【 サブ3への道(仮)】
- ランニング 14 Days ← New!
(Today 42km , Total 227km)
- コアトレ15 Days
先週の土曜日、前回の宣言通り、覚悟を決めて(笑)自主練フルマラソンを走りました。
場所は熊谷の運動公園。
公園の敷地内に一周4.3kmのジョギングコースがあって、さらに地面がタータン仕様という素晴らしいコース。
ここはランナーの桃源郷か!とワクワクが止まりませんでした。
ただし。
1つトラップ(?)がありまして。
ロングコース(4.3km)は道路を横断するので、坂を上らなければなりません。
2つの公園の橋渡し的な坂なので、つまりコースを一周する間に、写真のような坂を2回ほど上る必要があるのです。
一周4.3kmのコースでフルマラソン(42km)なので10周弱。
合計で2×10回ほどの試練でした。
後半のキツさは筆舌に尽くしがたかったです…。
そんな飴(タータントラック)と鞭(心臓破りの坂)のコースで、フルマラソンを走った結果。
(ドラムロール)
(ジャン!)
恐れ多くて言葉に出来なかった「サブ3.5」を無事に達成することが出来ました!
超ガンバリマシタ(白目)
- 3:43’00”(鹿児島マラソン)
↓
- 3:28’00”(熊谷マラソン)(笑)
自己新を15分も更新です(๑•̀ㅂ•́)و✧
公式の大会ではないので証拠は上のスクショだけですが(笑)
サブ3.5という記録は、もちろん嬉しいです。
それ以上に、今後のランニングが有意義になる結果(データ)を得られた事が、今回の自主練の最大の成果です。
トイレに一度も行かなかった。
鹿児島マラソンでは6〜7回もトイレに行きました。
トイレ一回につき一分のロス。
合計6〜7分のタイムロスです。
この「長距離を走ると何度もトイレに行きたくなる」病は、初フルの前、今年頭ぐらいからの悩みでした。
何とか改善したいと考えた結果。
出した答えは「コーヒー」でした。
利尿作用と言えばコーヒー。
コーヒーを我慢すればトイレに行く回数が減るだろうという理屈の元に、この3ヶ月間ほどコーヒーを極端に控えていたのですが、どうやらビンゴっぽいです。
大好きなコーヒーを控えるのはツラいので、とりあえず「一日一杯まで」を守ろうと思います。
(それまで一日4、5杯飲んでた)
用意した補給食で十分足りた。
今回の一番の成果(データ)はこれです。
今回は自主練なので、自分で用意した補給が全てです。
鹿児島マラソンの時に自分で用意したものと、ほぼ同じ補給食 & 水分を用意しました。
(でーんでーんでーんでんでん♬)
- 水分500ml二本(グリーンダカラ。いろはすレモン鉄分入り)
- アミノバイタルパーフェクトエネルギー(ゼリー。アミノ酸5000mg)
- ウィダーインゼリー(エネルギー)
- アミノバイタルプロ(顆粒。アミノ酸3600mg)
- 一口羊羹四個(DAISO)
- 塩分チャージタブレッツ四個)
鹿児島マラソンでは、運営側が用意してくれたエイドステーションをたくさん利用したので、自分で用意した補給で本当に十分なのかわかりませんでした。
ハンガーノック(給水不足&補給不足によるエネルギー切れ)が起きて走れなくなる恐怖もありましたが、例えそうなっても「足りない」というデータが取れるから満足でした。
それが「足りた」のです。
完走した時、サブ3.5達成に加えて「よっしゃ! 足りた!」とガッツポーズをしたぐらいです。
あるいは「まだ多い」可能性も残ってます。
あ、そう言えば。
(鹿児島マラソンの補給)
今回、ウィダーインゼリーを新たに加えました。
ウィダーは必要なのか否か。
今回の走りで、いきなりウィダーを無くすのは少し怖いので。
羊羹を減らしたり、アミノバイタルのパーフェクトエネルギーをプロに変えたりしてみます。
これからも「補給食テスト」を兼ねた自主練フルマラソンを続けたいと思います。
想像以上に限界に耐えられた。
今回、とにかく膝の痛みが地獄でした。
初マラソンの鹿児島がハイキングだと思えるぐらいに。
原因は、前半のオーバーペース。
今回、自主的にフルマラソンを走ろうと思ったのには理由があります。
「たぶんキロ5’00”で30kmなら問題なく走破できる。もう少し頑張ってフルを走ってみよう」
つまり「キロ5’00”のペース走」が今回の練習テーマでした。
サブ3.5は、キロ5’00”弱ペースで達成できます。
何万人も集まる大会と違って最初から最後まで自分のペースで走れるから、それほど難しいことじゃない…はずだったのに。
(以下、全ペース記録)
1km → 4’11”
2km → 4’18”
最初の2kmは「フルを走るって言ってんだろ! 頭おかしいのか、お前は!」と自己ツッコミしたくなるペース。
さらに13km地点まで、ほぼキロ4’30”ペースで走ってます。
何を考えていたのか、今ならば何となくわかります。
初めてのコースでビビってペースを落としたくない…そんな理由からペースが上がっていた可能性が大です(←他人事)
ちなみに、このペースでフルマラソンを走ると3時間10分を切れます。
(ヾノ・∀・`)ムリムリ
限界は二回に分けてやってきました。
最初は14km付近。
ここでペースを(キロ5’00”以上にまで)落としていれば、あるいは後半の地獄は緩和されたかもしれません。
一度立ち止まってストレッチをして再スタートをしましたが、身体は正直で、ジワジワとペースが落ちてきます。
そして二回目の(本当の)限界は27km付近。
ずっとトレーニングを続けてきたし、もしかしたら、このペース(キロ4’30”)でも耐えられるのではなかろうか、もしかすると凄い記録が…なんて甘い期待を「あほか(笑)」と鼻で笑うかのような膝の激痛。
あと15kmも残ってるかと思うと、正直、もう無理でした。
むしろ、よくここまで持ったものです。
気がつくと、下半身の筋肉という筋肉、関節という関節が痛みに襲われました。
痛くないのは足の裏ぐらいです。
特に膝の痛みが耐え難くて、泣きそうになりました。
…公式の大会ではないのだから、ここで中止しても誰も責めないよ?…
「天使の自分」が囁きかけます。
うん、でも、もうちょっとだけ。
本当の本当に限界が来るまで。
頑張ってみる。
そんな(良い意味で?)悪足掻きを可能にしてくれたのが「ミカエル走法」(正しくは大転子ランニング)でした。
ミカエル走法の最大の武器は、正しく行うと膝(から下の関節全て)の痛みが激減するということです。
その効果は絶大でした。
痛みは耐え難くても。
フォームさえ守れば走れます。
まだまだ走れます。
自分でもビックリです。
「いけるいける」
「その1秒を削り出せ」
どこかで聞いた台詞を、何度も何度も何度も自分に言い聞かせながら。
2km毎にやって来る坂道は、気持ち的には完全に垂直の壁でした。
それでも登ります。
足は前に出る。
だから走れる。
実は坂よりもキツかったのはカーブです。
真っ直ぐ走ることには耐えられても、カーブで片足に体重がかかることに耐えられません。
カーブの度に、速度を落として、顔を歪めて必死に耐えました。
ペースを落とした事で、じわじわと膝が痛みに慣れてきて「人間の身体って凄い…!」と思ったものです。
そして運命の残り7km。
サブ3.5達成まで残り45分。
「あれ? 意外と時間あるぞ…?」
残り30分ぐらいだと思っていました。
想像以上に時間が残っています。
つまり前半の貯金が残っていたのです。
ふらふらの頭で計算しました。
ざっくり計算で「キロ5’00”強までペースを上げれば達成できる」と気付いた時。
覚悟が生まれました。
何が何でもキロ5’00”で走る。
ほんの少しペースを上げるだけで、膝に新たな痛みが生まれて「ぐぬぅ」と声が漏れます。
もう何も考えずに走りました。
沿道の花からクマバチが飛び出して来て並走してくれました。何匹も。
たぶん「頑張れ!」と応援してくれたのでしょう(←痛みで意識が朦朧としている)
そんな頑張りに身体が応えてくれたのか。
気がつくと、キロ5’00”を切るペースで走っている自分がいました。
そして。
42kmの通知。
2800m看板の横でした。
3000m看板まで走って。
ゴール。
スマフォをチェック。
【 距離 42.29km / 時間 3:28’41” 】
目 標 達 成。
っっし!!!!
腕など上がるはずもなく(笑)
心の中でガッツポーズ。
走るのを止めて改めて気付きました。
よくこんな足で走れたな、と。
骨折でもしてるのでは?と思うぐらい足が限界でした。
もう一歩も走れません。
歩くことすらままなりません。
座ったら最後、2時間は立ち上がれないのは明らかなので、腰の悪い年寄りみたいな足取りでスタート地点まで(1300mを30分かけて)戻りました。
満面の笑みを浮かべながら。
こうして「初めての自主練フルマラソン」は幕を閉じました。
めでたしめでたし。
ゴールして、まず頭に浮かんだのは「これが初フルマラソンのイメージだった」でした。
オーバーペースでスタートして、折り返し地点ぐらいで身体に限界が来て、それでも棄権だけは嫌だから懸命に足を動かして、這々の体でゴール。
ある意味で「初マラソンに期待していたイメージ」を、こうして実際に体験したことで、やっと本当の意味でフルマラソンのデビューを果たした気分です(笑)
まとめ。
目標を達成しました。
記録的には100点満点です。
でもレース展開という意味では40点です。
棄権せずに完走した頑張りに40点。
もし最初からキロ5’00”のペースを守って走っていれば、鹿児島マラソンのように後半にスパートをかけられたでしょう。
あるいは3時間20分くらいのタイムが出ていたかもしれません。
次は、楽にサブ3.5を達成してみせます✧\ ٩( 'ω' )و //✧
良かったこと、悪かったこと。
3時間半の間に得たものは沢山あります。
それをまとめた今回の教訓。
どんなに身体の調子が良くても。
事前に用意したレース計画は守ろう。
その方が、きっと記録は出る。
走るって楽しい。
See you next Running.